育児のイライラに、気持ちを鎮める呪文を【アンガーマネジメント】
おはようございます、みい (@joyful365days) です^^
私には4歳と1歳の2人の子どもがいます。
下の子が生まれてから、上の子に対して強く怒ってしまうことが増えました。
「言葉が通じるんだから、言うことを聞いてくれるはず」と無意識に考えているんでしょうね。
怒るのってとてもしんどいです。
感情的に怒る自分に戸惑い、大人気ないことをした…といつも後悔します。
育児で私が苦手な状況
下の子が歩けるようになり、上の子が遊んでいるところにぐいぐい近づいて行くようになりました。
少し離れて遊べばいいのにすぐ近くで遊び始めて、おもちゃを取りあったり、手足がぶつかったり。
毎日のようにケンカしては、2人同時に泣き始めます。
私は2人同時に泣いている状況がとても苦手。
「早く泣き止ませなきゃ…どっちからなだめればいい?」と焦ってしまうのです。
気持ちに余裕のある時は、
上の子に「おもちゃ取られて嫌だったね、真似したくなっちゃったんじゃない?」
下の子に「一緒に遊びたいね、でも急に取ったらびっくりするよ、貸してって言おうね」
と共感的に接してそれぞれヨシヨシナデナデ…ができることもありますが、なかなかそうはいきません。
下の子を引き離しながら上の子に「貸してあげたらいいやん!」と怒ったり。
開口一番「いい加減にしいや!!!」と大声を出したり。(普段関西弁です)
怒りをコントロールする呪文・コーピングマントラ
先日、アンガーマネジメントの本を読みました。
アンガーマネジメントは1970年代にアメリカで始まった、怒りの感情に上手に付き合うための心理教育。
著者の嶋津さんは日本アンガーマネジメント協会の理事をされています。
「イライラや怒りの感情をなくすことはできないけれど、コントロールはできる。コントロールの仕方を学んで、イライラの原因を子どもにしっかり伝えることで、良い方向に進んでいけますよ」という内容の本でした。
怒りのコントロール法の一つとして紹介されていたのが「コーピングマントラ(coping mantra)」です。
cope:うまく処理する、~を抑える
mantra:呪文、真言
人の怒りのピークは6秒間で、その6秒の間に反射的に行動してしまうと、冷静な対応ができず後悔してしまうことが多いそうです。
怒りを感じた時に心の中で呪文を唱えることで、6秒間をやり過ごしながら気持ちの切り替えができます。
私の呪文は「いつものこと、想定の範囲内」
子どもたちがケンカを始めそうな時に、心の中で呪文を唱えてみました。
すると「そうそう、いつものケンカ。大声を出さなくても大丈夫」と、ちょっと冷静に対応できました。
次に同じ状況になった時に同じ言葉を唱えると、うまくいった時のことを思い出して、すっと落ち着くことができました。
いつも決まった呪文を口にすることで成功体験を積み重ねていけそうです。
コーピングマントラの例
日本アンガーマネジメント協会のブログや他のブログで紹介されていた例です。
・きっと何か理由がある
・これはちょうどいい
・越えられない壁はない
・いつものこと、想定の範囲内
・成長のチャンス
・これからきっと良くなる
・大丈夫、明日には忘れてるよ
・怒っても時間の無駄
・人生全てまぼろし
・これは人生を賭けるのに値する怒りか
・話のネタになる
・(好きな芸能人の名前を繰り返す)
など。
アンガーマネジメントに興味があり、いつか講座を受けてみたいなと思っています。
読んでみたい本
最後に
コーピングマントラを取り入れて、衝動的に怒ることが確かに減りました。
取り入れられそうな呪文はありましたか?自分だけの呪文を考えるのも楽しそうですね。
今日もよい1日を^^
毎週月曜早朝に更新しています。