まいにちを おだやかに

いつも穏やかに暮らす方法を研究する30代ワーママのブログ -朝活、家事効率化、シンプルライフ、ノート術-

【はじめての選択理論】私が変えられるのは自分だけ。不機嫌モードに入る自分をやめる。

おはようございます、みい (@joyful365days) です^^

 

 

嫌なことがあると不機嫌モードに入り、

気持ちを自力で整理できない自分が嫌いでした。

 

夫が何か気に障ることを言った時。

育児の報われなさにむなしくなる時。

 

いったん不機嫌モードに入ると、

2,3日たって不機嫌が自然に薄まってくるまで

嫌な態度をとってしまいます。

 

やめたくても他にどうすればいいのか分からないし、

こんな性格だから仕方ないと思っていました。

 


「選択理論」に関する本を読んで、

私の考え方のクセは変えられるかもしれないと思いました。

 

今日は、選択理論の本を読んで考えたことを書きました。

 

 

 

 

選択理論とは??

 

アメリカの精神科医ウィリアム・グラッサー博士が1960年代に提唱した心理学。

よりよい人間関係を構築する術を伝えてくれます。

 

 

選択理論と外的コントロール心理学

 

この本では、人間関係の背後にある考え方が2つ出てきます。

それが「選択理論」と「外的コントロール心理学」。

 


選択理論では「人は自分の行動しかコントロールできない」と考えます。

 

自分が他者からコントロールされることはないし、

自分も相手を思う通りにコントロールすることはできない。

 

 

それに対して外的コントロールは、

「人を自分の期待通りにコントロールしようとする考え方」です。

 

でも、自分のことをコントロールしようとしている相手とは

よい人間関係を築けません。

 


読んでみていかがですか?

 

頭では「私が変えられるのは自分だけ」だと分かっていても、

私自身、つい外的コントロールの考え方をしているなと思います。

 

 

人の行動のメカニズム 行動は4つの要素からなる

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選択理論では、人の行動には4つの要素があると考えます。

 

行動=行為+思考+感情+生理現象

 

 

 

たとえば走るという行動は

 

・足を交互に前に出して進む<行為>

・速く走る方法や、ゴールまでの最短距離を考える<思考>

・しんどい、風が心地いい<感情>

・脈拍が上がる、汗をかく<生理現象>


といった要素に分けることができます。

 

 

4つの要素の中で、

<行為>と<思考>は自分で操作できる要素ですが、

<感情>と<生理現象>は自分で操作できません。

 

 

これを、選択理論では車に例えています。


<行為>と<思考>は車の前輪(ハンドルで操作できる部分)で、

<感情>と<生理現象>は車の後輪(ハンドルで操作できない部分)です。

 

また、ハンドルは<願望>からできており、

エンジンは<基本的欲求>からなっています。

 

 

怒るのも、自分で選択している

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怒りたくて怒ってるんじゃないのに…と驚きました。

 

 

怒りは<感情>ですが、怒るのは4つの要素を使った<行動>です

 

怒る行動の要素

・文句を言う、怒鳴るなどの<行為>

・相手の悪いところは〇〇だと考える<思考>

・怒り<感情>

・顔が紅潮する、脈拍が上がる<生理現象>

 

感じた怒りをなくすことはできませんし、感じることが悪いのではありません。 

でも、<怒る行動>には自分のコントロールできる部分があります

 

 

怒りを感じた時に、どんな<行為>や<思考>をするか。

 

瞬間的に無意識のうちに怒る行動に出ているように思えますが、

実は、使い慣れた行動アイテムから一瞬で選択してその行動をしているのだそうです。

 

自分の行動アイテムを厳選しておき、

行動を自分が選択していることを意識することで

自分の行動をコントロールしようとするのが選択理論です。

 

 

 

不機嫌モードから抜け出すには?

 

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私の不機嫌モードについて冒頭で書きました。

 


不機嫌になっている時、私の心の中にあるのは

「私をこんな気持ちにしたあなたが責任をとって、私の機嫌を直すべき」

という思い。

 

書いてみると幼稚ですね。。

お恥ずかしながら、いつもそんなふうに思ってます。

 

それに、思いっきり外的コントロール心理学ですね。

 

嫌な感情を味わって、

車のハンドルを放り出したあげく、相手に丸投げしている状態です。

 


選択理論で考えるとしたら、


「私は怒り・不満・悲しみ<感情>を感じた」

「もうしばらく不機嫌な態度をとるのか、それとももうやめるのかを、私が自分で選ぶことができる」

 

自分でハンドルを握って、

どちらに進めば人間関係を壊さずに望む未来に進めるのか、

そのためにはどんな行動をとるかを、自分で選ぶ。

 

 

やめると決めた時にどんな<行為><思考>をするといいかは、

まだ見つかっていません。

 

でも不機嫌モードに突入する前に立ち止まることができるようになってきました

ちょっと進歩です^^

 


ちなみに、不機嫌モードに入るのは家族だけで、

友人や職場の人相手に不機嫌モードになることはありません。

 

相手を選んでいるということは、

やっぱり不機嫌を自分で選択しているということですね。 

 

 

 

さいごに

選択理論の本を読んで、

気持ちの整理ができない自分から変われそうな気がしています。

 

本では選択理論のことがとても分かりやすく書かれているので、

気になった方はぜひ読んでみて下さい。

 

 

 

 

★私が選択理論に興味を持ったきっかけは、朝活仲間のつばめさんの記事でした。

【本】初めての選択理論・人間関係をしなやかにするたったひとつのルール - ライフオーガナイザーつばめの「片づけ実践日記」

 

★つばめさんによるme:pakaの記事。

人との関わり方をラクにしてくれた本。『はじめての選択理論 人間関係をしなやかにするたったひとつのルール/ 渡辺奈都子』 – me:paka

 

 

 

 

今日もよい1日を^^

 

 

 

 

 

★WEBメディア『me:paka(ミパカ)』に参加しています。

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★エキサイトさんの新サイト「もの、ごと。」に掲載していただいています。